代償 (単行本)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店 (2014年3月25日発売)
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本棚登録 : 511
感想 : 74
5

クズの中のクズが現れる!

クズの名は浅沼達也

今までに見たことないぐらいクズ野郎
自分がいい思いをするのと同じぐらい他人が不幸になることがうれしくてしかたない、それを生きがいとも思っている

ついでに母親の道子もクズ
ふたりは血の繋がりがない親子

第一部は、ある事故のため両親を亡くした圭介が遠縁にあたる達也と暮らすことになる
小学六年から中学卒業まで共に過ごすことになるが、クズふたりの魔の手が圭介をどんどん追い込んでいく

第二部は、圭介が大人になり弁護士となったところから始まる
そんなある日、ある事件で収監された達也から弁護依頼が舞い込み
圭介は依頼を受けることになるが・・・

本作はとにかく達也親子のクズっぷりがすごい!
少年時代のちょっとした悪さならまだしも、小学生でここまでするのかという驚きと、後々分かってくる卑劣な行為、達也と母親のおぞましい関係…

伊岡さんはまだ二作品しか読んでいませんが、なんだか引き込まれていきそうな予感

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2023年10月4日
読了日 : 2023年10月4日
本棚登録日 : 2023年10月2日

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コメント 14件

みんみんさんのコメント
2023/10/04

ちゃんと救いはあるんかい⁇
強烈なのは遠田潤子さんで慣れてるんだけど
あっちはラストがまだ救われるの(꒦ິ⌑︎꒦ີ)

1Q84O1さんのコメント
2023/10/04

本作は手を差し伸べてくれる温かい人たちもいるので大丈夫
ただ、クズっぷりは凄いです!
キングオブクズです┐(´д`)┌ヤレヤレ

かなさんのコメント
2023/10/04

1Q84O1さん、こんばんは!
私が読んだ「奔流の海」にも
最悪なクズが登場してました!
伊岡さんってクズ人間描くの、もしかして上手なのかも(^^ゞ

土瓶さんのコメント
2023/10/04

たしか、ギブアップした本です。
クズっぷりに嫌気がさしたのかな?

1Q84O1さんのコメント
2023/10/04

かなさん、まだ最悪なクズがいたんですね!Σ(゚Д゚)
「代償のクズ」と「奔流の海のクズ」と比べてみたいですw

1Q84O1さんのコメント
2023/10/04

土瓶師匠、ギブアップしたんですか…
確かにこのクズっぷりにやられるかもしれませんね…(=o=;)

1Q84O1さんのコメント
2023/10/04

ほん3さん、「朽ちゆく庭」の母親もびっくりするぐらいのクズが現れますよ!
本作のクズは凄いですヮ(゚д゚)ォ!

mihiroさんのコメント
2023/10/05

1Qさ〜ん、おはようございます(^-^)
クズの中のクズ!!(՞ o̴̶̷̤ ̫o̴̶̷̤ ՞)キニナル〜
伊岡さんまだ読んだ事ないんですが、なかなか胸くそ悪そうですね〜!
でもそんなん好きです笑
前に読まれてたのかこれか、どちらか読んでみようかな〜!

1Q84O1さんのコメント
2023/10/05

mihiroさーん、どーもです!
私もまだ二作品しか読んでませんがクズにハマりそうですw
クズっぷりを満喫するなら本作ですかねw
「朽ちゆく庭」も読みやすくて良かったですよ^_^

kuma0504さんのコメント
2023/10/06

いつ頃からクズ=人間の屑、という使われ方をされるようになったのか、突然気になり始めました。
昨日簡単に検索して調べたら、

いかに若気の誤りも、一生此村の芥になれと、勘当はなさるまい。人間の屑、男子の屑、親兄弟を笑はせて、生まれた子まで屑にする、
清水紫琴 『移民学園』 (1899年) 青空文庫より

という使われ方をしており、それと同じ使われ方は戦後間も無くの林芙美子までは使っていたというのです。

わたしは「クズ」だけで単体で使われ始めたのは、ここ数年なのではないかと疑っています。でも、「お前クズやな」とかのセリフは昭和でも一瞬使っていてもおかしくはない。

みなさんの感覚はどうなんでしょうか?

1Q84O1さんのコメント
2023/10/06

確かに考えてみると「クズ」という言葉が使われ始めたのは、最近のような気もします…
ちょっと前までは「クズ」の代わりに「アホ」「バカ」「クソ」などがよく使われていたのでは…
(もちろん今でも使われていますが)
ただ、「アホ」「バカ」「クソ」はまだ笑って流せますが、「お前クズやな」と言われるとかなり否定、批判されているみたいで物凄い攻撃力を持った言葉に聞こえます…

kuma0504さんのコメント
2023/10/07

1Q84O1さん、コメントありがとうございます。
そうですよね、単体で使われるようになったのは、最近ですよね。
私の仮説は、アホ、バカの代替というのではなくて、新たな需要が生じて使われ始めた、という事です。
Amazonで「クズ」を検索すると、一番古い本の題名は「クズの本懐(漫画)」です。それでも2012年に連載開始。漫画ですから、その時までにクズが単体で使われていたことを示していると思われます。どういうクズかというと、主人公たちはアホでもバカでもなくて、表面はいい子の学生でも中身はふしだらだったりの酷い奴らという内容の恋愛漫画(?)らしいです。まぁ読んでみないと実際にはわかりませんが。

書いていて、思いつきましたが、クズの前段階は「ゲス(下衆」)という言葉を使っていた気がします。これは多分昭和の頃から単体で使われていた。

私の仮説は、クズの単体化にはSNSの発達で、誰もが「批評家」になったのと比例して、クズが使われ始めたということです。クズもゲスも品性劣るということでは同列なのですが、ゲスは正しく見た目も品性劣る場合が多く、クズは見た目は良くても(例えば上流市民)品性劣る人間を、SNSでクズ呼ばわりしたら「受けた(イイねされた)」ことで一気に広まったのでは。

等々、いろいろ考えたこの数日でした(^^;)。誰か「クズの思想史」とか書いてくれないかな。多分もっと歴史的に辿れば、「悪人」とか「悪党」とかの呼び名の歴史まで行くとは思うのですが‥‥。

長々とすみませんでした。
ちょっと思いついたので、此処を借りて展開してしまいました。

ゆーき本さんのコメント
2023/10/10

ね!ね!
達也 キングオブクズだったでしょ!!!
۹(◦`H´◦)۶

1Q84O1さんのコメント
2023/10/10

まさに!
クズ以外に言いようがないです…

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