古代インドの神秘思想 (講談社学術文庫)

著者 :
  • 講談社 (2005年10月8日発売)
3.56
  • (2)
  • (5)
  • (9)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 47
感想 : 5
5

この後に読む予定であった『インド哲学10講』(赤松明彦,2018)の序盤にある議論を理解するのに大いに役立った。ヴェーダ(祭文)に対する複数の注釈文献群のうち、特に哲学的意義に関わる部分をウパニシャッドと呼ぶ、という説明は、孔子教団およびその後の儒教にとっての五経と儒学書の関係を連想させるものがあった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: philosophy
感想投稿日 : 2019年10月25日
読了日 : 2019年10月25日
本棚登録日 : 2019年10月25日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする