ケン・リュウのベスト短編集。収録作品はすべて読んだことがあるのですが、まだケン・リュウおよびSFに触れたことのない人に向けて貸し出せる一冊も欲しかったので購入。凄惨な歴史の中にも、もしくはテクノロジーが劇的に発達した世界でも、いつだって人間は人間であり自由な未来を持つことができるというメッセージを感じる。ランニング・シューズ→草を結びて環を銜えん→良い狩りを の順で〆るのが読者へ畳み掛けるかのようで非常に良かった。
読書状況:読み終わった
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フィクション
- 感想投稿日 : 2021年8月7日
- 読了日 : 2021年8月7日
- 本棚登録日 : 2021年8月7日
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