師匠に失踪された女性落語家の甘夏と2人の兄弟子。
師匠を待つために銭湯で深夜寄席を始める。
3人の落語家としての成長、それぞれの過去。
そして信じて待つことができる人間は強い。
それだけ師匠は3人の弟子達に稽古以上の愛情を注いでいたのだろうな。
落語の世界も他の世界と同じで女性は認められなかったり、上下の関係だったり、厳しいと分かった。
特に上方落語では訛りの問題もあり、知らなかったことも。
この本を読んで落語に興味が出て、物は試しにSpotifyで検索したら、Spotifyでも落語が聴けてまたまたびっくり。
早速「つる」を聴く。こんなどうでもいい話(すみません)をこんなに大真面目に笑わせてくれるなんて。
ところで、お師匠さんはどうなったのでしょう。。
続編あるのかな?
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年6月18日
- 読了日 : 2023年6月18日
- 本棚登録日 : 2023年6月18日
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