カフネ

著者 :
  • 講談社 (2024年5月22日発売)
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本棚登録 : 2375
感想 : 99
5

初めましての作家さん。
とても素敵な物語でした。

色んな人が出てきました。
幼い頃、親の愛情を兄弟に奪われて、いつも親に愛されたい、可愛がられたい、振り向いて欲しいと願いながら大人になった人。
親や周りの人の愛と言うものに縛られて「自分」を押込めて演じてきた人。
次々と大切な人を失ってきた人。

読んでいて、これも「愛」の話だなと思いました。
温かいもの。悲しいもの。辛いもの。優しいもの。そして、都合のよいものもありました。
読んでいて辛くて、切なくて涙が出ることもありました。
子供に対しての「愛」は、私自身は大丈夫だろうか、押し付けになってないだろうかと心のなかで問いかけていました。

静かで、優しくて、切なくて。でも力強さも感じられる素晴らしい作品でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年5月28日
読了日 : 2024年5月28日
本棚登録日 : 2024年5月28日

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