「長野まゆみが読みたーい!」っていうときに読むべき本。読者が求める彼女のスタイルが存分に詰め込まれていて、果てしない満足感が味わえる。とくに、あの閉鎖世界的な感覚。閉鎖されてるわけじゃないんだけど、誰もいない世界(あるいは世界の果て)に残された少数の集団みたいな。その空気の甘美さに、「これだよ!長野まゆみっていったらこれだよ!」と嬉しさを噛みしめてしまう。あと、読了後に無性にレモンパイ食べたくなります…
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2012年6月7日
- 本棚登録日 : 2012年6月7日
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