少年たちの終わらない夜 (河出文庫―BUNGEI Collection)

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本棚登録 : 523
レビュー : 60
著者 :
アオイさん 小説(文庫)   読み終わった 

かなり前からこの作家さんの名前は知っていたけど、作品を読んだのはこれが初めて。
短編集で、表題作は引退を控えたバスケ部の高校生「真規(まさき)」と、
その周りを取り巻くいろんな意味での「友達」の話。
と言っても、決して爽やかな青春ストーリーではないね。
空気的には村上龍の「限りなく透明に近いブルー」系の、どこか退廃的な匂いの漂うカンジ。

個人的には、浅い役どころの登場人物が多い設定はあまり好きじゃないんだよね。
初版が発行された頃は、私も同じ世代だったことになる訳だけど、ちょっと違う種類の考え方って気もする。
でも見えない油膜に圧迫されて、そこから脱出しようともがく姿には、妙に共感できた。

まぁ感じ方は人それぞれだろうけど、自分の高校生の頃をふと思い出せるような気はするね。

レビュー投稿日
2004年10月15日
読了日
2004年10月15日
本棚登録日
2004年10月15日
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