脱線しまくりの物語は思いつきの好き勝手書かれていると思いきや、終盤にむけて全部の伏線を回収し、物語の大きな流れに引き込んでいく、その技量に感服。この分量でほぼ全編に笑いをちりばめているのもすごいし、こんなめちゃくちゃな感じで書いておいて、読んだ後に感動できるのがもっとすごい。
エロ、グロ、笑い、バイオレンス、愛、思想、そして感動、コノショウセツノナカニゼンブアルヨ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本文芸
- 感想投稿日 : 2011年1月8日
- 読了日 : 2011年1月8日
- 本棚登録日 : 2010年11月12日
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