スペンサー・シリーズの17作目。
何とも言えない、安定感。
いつものメンバーが登場して、
それぞれの役目をはたして、事件を解決する。
今回はテレビシリーズの女優ジルを守る依頼。
スーザンがその番組のコンサルタントを引き受けているので、
ボディガードを引き受けるが、
ジルは画面での清純な印象と異なり、
嘘つきで、アルコールに溺れがちで、男を誘いがちだった。
スペンサーもホークもその誘いを断るが。
ジルがおびえる脅迫者の正体と、
彼女のスタントウーマンを殺した犯人をつきとめるため、
西海岸まで飛んでいくスペンサーだが、
昔ジルが結婚していたことや、
ギャングとつきあっていて娘がいることが分かってくる…。
犯人が金欲しさとは意外だった。
スペンサーが、むかし守り切れなかった女性の墓を訪ねたのと、
もう五十歳になっていたのが印象的だった。
あと、口笛が吹けないのも。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ヴァイオレンス
- 感想投稿日 : 2023年3月26日
- 読了日 : 2023年3月23日
- 本棚登録日 : 2023年3月26日
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