表徴の帝国 (ちくま学芸文庫)

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本棚登録 : 743
レビュー : 51
制作 : Roland Barthes  宗 左近 
Yu Kinoさん  未設定  読み終わった 

読了
ちょっと僕には難しかったかな

それでも、
「土俵のうえの立ち会いは、電光の一瞬で終わる。危機も、ドラマも、疲労困憊も、ない。ひと言でいうと、スポーツがない」
「物質の一切の入魂の背後に隠れている概念、つまるところは魂という概念を、文楽が追放する」
「文楽にあっては、糸がない。したがって、暗喩がなく、神がない。」
「いったいどれほどの数の俳句があることであろうか。ところが、それらの俳句は、一つ残らず同じことをいっている」
「表意文字の記号をご覧になっていただきたい。表徴の類型を決定するものは、書き記すのに要される動作の数と順序なのである」

このあたりはさすがに痺れた

暴力の正体、は、まさに今の脱原発とかのデモの実際を言い当ててるし、散々苦労してよくわからねーなーと思いながら読んだ最後に、素晴らしい一言が添えてある。

「つかまるところは、なにもありはしない」

これが見事すぎる
中心がない、よりも、こっちのが良いよ

レビュー投稿日
2018年11月24日
読了日
2015年4月20日
本棚登録日
2018年11月24日
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