論文集なので、一冊の本としてのまとまりは無いが、コンパクトにまとめられていて読みやすい。リーダーシップとマネジメントは本質的に異なるものであるという大前提の元に書かれており、アメリカにおいてリーダーシップを備えた人材が不足しているという。リーダーは、特に変革期において、ビジョンを掲げ、社員を動機づけ、同じ方向に向けて目標を達成する存在である。しかし、今日の経営環境は不断の変化が常態化している中で、変革はむしろ日常のものであるととらえるべきなのであろう。だからこそ、今日、リーダーシップが求められているのである。(10年以上前に書かれた本であるが、いまでも状況は似たり寄ったりであろう。)
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年10月8日
- 読了日 : 2014年11月28日
- 本棚登録日 : 2018年10月8日
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