これまでに、いくつか不動産投資の本を読んできたが、本書が実用性という意味では最も参考になった。構成は、彼が営む不動作コンサルティングで顧客から聞かれる質問の代表例を提示し、それに解説を加えるというものであり、サラリーマンが初めて不動産投資をする際に、おそらく必ずするであろう疑問に全て答えている。
ただし、これを読んで思ったのは、やるのであればやはりきちんと調べて、物件の選び方だけではなく、ローンの借り方、金利や不動産市況といった金融・経済の知識などをフル動員して行うべきであり、数ある投資先を比較した後の不動産投資として考えるべきであるということだ。
最初の投資がその後のすべてを決めるというような事が書いてあったが、多忙な立場のサラリーマン経営者がこの領域に簡単に踏む込めるものではないことがわかった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年10月8日
- 読了日 : 2014年12月22日
- 本棚登録日 : 2018年10月8日
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