内容は一般向けはしないし、共感されるものではないという事は十分に承知している。
しかし、本の文章を読むたびに得体の知れない黒い感情が追いかけてしまう衝動に駆られて、ページをめくる手が止まらなかったです。
何を考えてるんだ?
どうしてそうなるんだ?
次はどうなる?
理解ができない文章があると思っているのに、主人公は行動の先を知りたくなります。
著者の会見をみたのですが、意図的に読者が想像しやすいように言葉をシンプルにしていると書いてあって、そこの手腕がこの本を読み進める動力になっていたのかと考えます。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2020年10月19日
- 読了日 : 2020年10月19日
- 本棚登録日 : 2020年10月19日
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