J・ディラと《ドーナツ》のビート革命

制作 : ピーナッツ・バター・ウルフ 
  • DU BOOKS (2018年8月3日発売)
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感想 : 6
5

HIPHOPに本格的にハマったしまったのはThe Pharcydeの「Runnin'」を聞いてからだと思う。

あれから、色んなHIPHOPに手を出して、日本語RAPも聞いてみたり、オールドスクールというジャンルに手を出してみたり色んなビートを聞いてみた。

途中ATCQを知って、「俺が求めていたHIPHOPはこれだ!!」みたいに、興奮した。

でもやっぱり振り返ると、どうしてもこの「Runnin’」が耳から忘れられなかった。


ずっとそれが「なぜなのか?、なぜ自分ばこのビートに吸い寄せられてるのか?」が謎だったが、この本に出会って全てを理解した。

J Dillaだった。
全てのビートはJ Dillaに通じていた。

「Runnin’」もそうだった。
ATCQのアルバムも、が全てやってるんだと思ったら。
でも裏で一部ビートを作ってたのはJ Dillaだった。

そして同時にJ Dillaがビートを遺して去った故人である事をしった。

この本はおそらくよっぽどのHIPHOPマニアでもないかぎり手を出さないだろう。それこそ最近のMCバトル好きの人にとっては何も面白くない。

ただ、自分みたいにHIPHOPの曲が好きで、サンプリング元を辿ってそこに物語を見出す事に喜びを感じている人からしたらこの本は素晴らしく良本である事を保証する。

「DONUTS」は自分が聴いた中では最高のアルバムだ。

そしてそれは1つの音楽というより、人生に近い。
とにかく、この本は手元にSpotifyや音源が聴ける曲があるなら、是非曲を聴きながら本を読んて欲しい。

自分は「DONUTS」の最後の「Welcome To The Show」を聞いて、そのサンプリング元のフレーズを知った時、思わず泣いてしまった。

素敵なBeatをありがとう。

R.I.P
https://open.spotify.com/track/3T3oG6g4aTqPzvy8bAD6Kw?si=AaUIqpVQRoOfi3v8R_xnWg

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 芸術
感想投稿日 : 2019年3月18日
読了日 : 2019年3月18日
本棚登録日 : 2019年3月18日

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