文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)

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本棚登録 : 6021
レビュー : 534
著者 :
ちょびこんさん 小説   読み終わった 

京極堂再読シリーズ4冊目。
面白かった。
どう言葉にしても、うまく言葉にならない気がする。
文章も内容も読みやすいのに、
分厚すぎて物理的に読みにくかった(笑)

堅苦しいセリフが散りばめられているようで、
内容はわかりやすくすっと入ってくる。
いろんな視点からでないとわからない複雑な内容なのに、
『あとから聞いた話である』の枕詞で関口くんが1つの視点(=読者)にしてくれていて、だから読みやすいのかと思う。
それから雪景色やそこに浮かぶ黒い僧、映える着物の赤、炎。
まるでそこにいるかのように色彩が浮かび上がって、
人の嫉妬や想いが自分のことのように重なって見えた。

これだから、すぐに次を読みたくなる。

あと余談だけど慈行さんたまらなく耽美……
榎木津との対峙はほんと身震いモノだった。

レビュー投稿日
2019年5月2日
読了日
2019年5月2日
本棚登録日
2019年5月2日
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