死刑囚最後の日 (岩波文庫 赤 531-8)

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レビュー : 28
finger0217さん 個人   読み終わった 

死刑囚が、判決を受けてから刑を執行されるまでの精神の動きを描いた作品。
徒刑に処せられるよりは死刑の方がましだ、と最初考えていた死刑囚が、命があるだけ徒刑の方がましだと考えるようになり、刑の執行が近付くにつれて当初持っていた冷静さ・平静さをなくし特赦を求めてわめくさまは圧巻。

作品の根本にあるのは著者、ヴィクトル・ユーゴーの死刑廃止の思想であり、いかにその制度が非人間的であり、不条理なものであるのかが伝わってくる。

小説部分はそこまで読みにくくはないが、小説の後にある(執筆されたのが小説発表の後なので)序文はわりと読みにくい。
いいたいことはわからんではないけど。。

レビュー投稿日
2015年12月26日
読了日
2015年12月26日
本棚登録日
2015年12月26日
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