トーキョー・プリズン (角川文庫)

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本棚登録 : 1772
レビュー : 267
著者 :
あひるさん ミステリー   読み終わった 

いったい誰が悪いのか。
私立探偵・フェアフィールドは記憶を失った囚人・キジマとともにプリズン内で起こった毒殺事件を追う。探偵がワトソン役とは面白い。最後はちゃんと探偵も探偵するけど。
推理小説だけど、反戦小説の色が強い気がした。
二転三転もする展開。あの人が実は犯人では……という予想が実際そうだったときの悲しさは、予想通りだったつまらなさではなく、そうでなければ良かったのにという思いから。
主人公がアメリカ人でも日本人でもなくニュージーランド人なので、客観的に当時の日本を見れた気がした。
「ジョーカー・ゲーム」で興味を持った作家さんだけど、これも映像化してほしいな。ミステリとして楽しみながら、観たあと二度と戦争を起こしてはいけないと思う作品にしてほしい。

レビュー投稿日
2016年8月23日
読了日
2016年8月23日
本棚登録日
2016年8月19日
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