オノ・ナツメさんの作品は登場人物の中に主人公を定めないものが多い。
あえて主役を設定するとしたら、それは登場人物が集う“場所”だと言える。
今回は“51分署”がそれにあたる。
主人公を定めない代わりに、それぞれの人物の個人的な姿を丁寧に書く。
その個人的な姿が、温かかったり、寂しかったり、具体的でとっても良い。
オノさんの作品をもっと読みたい。
絵もカッコいいし、とにかく好きだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2010年3月27日
- 読了日 : 2010年3月26日
- 本棚登録日 : 2010年3月26日
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