彼女と彼女の猫 (アフタヌーンKC)

  • 講談社 (2016年8月23日発売)
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本棚登録 : 198
感想 : 11
3

叙情的な雰囲気は結構好き。女性を色っぽく描くのがうまい。
猫(チョビ)のモノローグで話が進んで、重要な役の割には猫がうまくない。チョビのガールフレンド、ミミとの擬人化っぽい描写(人間の彼女の甘え下手を表現するのに、ミミは甘え上手、と対比させて、ミミに「ケッコンして」って言わせるところ)、チョビが完全に人間の男性目線ぽいところが私の地雷で、気持ち悪くてマイナスだった。
最後の描き下ろし、彼女のセリフやほのめかされてる決断が共感出来てとても良かった。
好きなところと苦手なところの振り幅が大きいせいか、全体的になんだかアンバランスに感じたけれど、とても雰囲気のある漫画でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年8月25日
読了日 : 2016年8月25日
本棚登録日 : 2016年8月25日

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