最後の伏線2つの内1つは想像通りだった。いいフィナーレではあったけど、そこに至るまでこんなに長い話である必要は無かったのでは、、?と思ってしまった。
2022年9月21日
- そして、バトンは渡された (文春文庫 せ 8-3)
- 瀬尾まいこ
- 文藝春秋 / 2020年9月2日発売
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基本的にはそこまで面白い内容では無かったけど、血の繋がりと関係ない親子愛みたいなものが後半から一気に押し出てくる感じは感慨深いものがあった。
2022年3月5日
- ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務 (光文社新書 297)
- 石野雄一
- 光文社 / 2007年4月17日発売
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ファイナンスって何?って人でも理解し易いように書かれている。もちろん、ファイナンスであることには変わらないので、本当の本当に分からない人が、ノンストップで理解できるような内容ではないが、しっかりと読み返しながら読み解いていけば、全体像を理解出来るのではないか。
個人的な好みかもしれないが、説明の順序が少し分かりづらかった。ある概念を説明する際に、それに必要な項目の説明から始まり、一つずつの理解が済んだところで、それらを利用して全体の説明が来ている印象。
この方が確かに全体を理解する所までくれば、理解が早いのかもしれないが、一つずつの説明を読んでいる際に、なんの説明を読んでいるんだろう?と頭に疑問符だらけで読み進めることになる。
いづれにしても初めての分野で何度も読み返していたのだが、説明の構成はもう少し何とかなるのではないかと思った。
それらを差し引いても、一つ一つの内容もわかりやすく、手軽に読むことができるのでオススメ。
2020年6月21日
- 学びを結果に変えるアウトプット大全 (サンクチュアリ出版)
- 樺沢紫苑
- サンクチュアリ出版 / 2018年8月3日発売
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アウトプットの効果とその方法について、幅広く触れている本。著者が精神科医ということもあり、それぞれのトピックスは、事実や研究結果に基づいた内容ばかり。
個人的には、感覚的にそうだろうなあと思っていた内容が多かった。一方で、それらの感覚がしっかりと実証されているものであるという確認としては非常に有効だった。
アウトプットについてあまり考えたことのない人はもちろん、色々とアウトプットの試行錯誤している人にとっても、新しい発見は言うまでもなく(トピックが非常に多いので)、自分のこれまでの考え方が正しいか否かの検証にも役立つはず。
2020年6月7日
とある大学のワトソンの物語。ミステリーが大好きなホームズに連れられて参加したキャンプ。参加者の多くは美人ばかり。ただ、昨年のキャンプでの良からぬ噂、、、それとは無関係に進むあるテロ計画。
テロ計画に巻き込まれる最中、併せて起こる殺人事件。
偶然にも起きるテロに後押しされる犯行。仲間が次々と居なくなる中、密かに煮えたぎる憎悪。
犯人の動機と、被害者の裏側。向けられた憎悪はその人の極一部なのではないか。誰にでもある悪い部分にだけ目を見て向けているのではないか。
2018年9月2日
- 仕事のエッセンス 「はたらく」ことで自由になる
- 西きょうじ
- 毎日新聞出版 / 2015年11月25日発売
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久々に読書した。西きょうじの著書。
はたらく。とは何か。
2016年4月18日
- グロースの時代 ヤフー、フェイスブック・・・で実践したビジネスを成長させるマインドとは (ノンフィクション単行本)
- 森岡康一
- KADOKAWA/角川書店 / 2014年9月11日発売
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仕事にとにかく集中する。とにかく詳細にディティールを描く。そして、なによりも楽しむ。他にも経験を踏まえた様々なことが書かれてはいるが、根幹は仕事にどれだけ入れ込めるか。ということだと思う。
2014年10月21日
かなりの根性論。個人的には嫌いな考え方ではあるけど、実際に働くようになって、根性論が全くない状態での成功もありえないのかもしれないと思うようにはなった。たしかにツメが甘いんだろう。ただ、ツメが甘い!ひたすらやれ!!といよりは、ツメが甘いなら、どの部分を徹底的に改善するのことが最適なのかは常に考えたい。
2014年10月21日
- 誰からも「気がきく」と言われる45の習慣
- 能町光香
- クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2010年11月15日発売
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相手の立場に立つことが、人に気を使うことの基本中の基本と言う当たり前の事が述べられている。
2014年8月24日
- トヨタの片づけ
- OJTソリューションズ
- KADOKAWA/中経出版 / 2012年11月13日発売
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本質的な部分は当たり前だが非常に大切なことが述べられている。本の大半はそれを実感させる為のストーリー。
2014年8月23日
- しんがり 山一證券 最後の12人
- 清武英利
- 講談社 / 2013年11月14日発売
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会社とそこで働く人や働き方について考えさせられた。
清算業務という一見自分の為に何もならない仕事。これを引き受けた人たちがいたからこそ、後世の社会にそれを課題にし反省することができているのだと思う。
ノンフィクションということで、人間臭い部分があり、社会人になったかこそ考えさせられることがあった。
組織と働く社員という観点からも、これが正解と言えるような簡単な問題はないが、それでも考えなければならないことも多く語られている。
2014年11月3日
- 頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?
- 高橋政史
- かんき出版 / 2014年5月26日発売
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実際にノートを取ってみてどれほど変わるのかはわからないが、書いてあることに整合性はあると思う。
思考回路をスピードアップさせ、頭を整理し、アウトプットまでもっていく。
今の営業にはどこまで応用が効くのか、そもそもノートをとる必要性があまりないため、有効かは謎だが、良質な内容ではあると思う。
2014年7月22日
多少スピリチュアルな話が多い気がする。
信じる信じないのレベルで言うなら、全然好きな内容ではない。
一方で、考え方として取り入れた方がいい視点があるのも事実。
濃い内容でもなく、話題の一つ一つに統一感も欠ける気はする。
おかげさまでという精神論に完全な共感は得られないが、好感は持てた。
2014年7月21日
- どんな問題も「チーム」で解決する ANAの口ぐせ (単行本)
- ANAビジネスソリューション
- KADOKAWA/中経出版 / 2014年7月1日発売
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社会人として当たり前のことがしっかりと述べられている。会社全体に焦点が当たっているため、経営者側、または管理職になれば、全体やチームにこのような風土を根付かせたいと思わせる内容が豊富に盛り込まれている。
もちろん、一人一人が変われる部分や考え方についても述べられているので参考になる部分は多い。
社会人1年目こそ読むべきかもしれない。
2014年7月6日
- 一流役員が実践してきた 入社1年目から「できる人になる」43の考え方
- 安田正
- ワニブックス / 2014年5月12日発売
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至極まともなことが書いてる。こうゆう細かいことを一つずつ身につけていくことが、社会人としての基礎体力を付けていくんだろうと思う。
時折読み返しながら、しっかりとした社会人になっていきたいと思う。
2014年7月5日
しっかりと読み込まないと理解できないんだろう…大枠の話の面白さはあったが、細かい部分の理解ができないことによって、物語を楽しめていない。
また、じっくりと読んでみたい作品。
2014年2月1日
大好きな『死神の精度』の続編長編作。前作の短編作とは異なるが、伏線の回収の仕方はさすが伊坂幸太郎。
死神を主人公とすることで、人間をある種客観的に、皮肉的に捉えられている辺りは前作と同様であるが、今作は特に【死】について焦点を当てている。死神にとってら、人の死とは死以外の何物でもない。が、人間は死ぬことをわかった上で、それと隣り合わせに生きていく。死神が登場する設定だからこそ、考えさせられる部分があった。
2013年8月24日
- オー!ファーザー (新潮文庫)
- 伊坂幸太郎
- 新潮社 / 2013年6月26日発売
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つまらないわけじゃないが、面白いかと言われると特別訴えかけられるものもなかった。父親は子供のことを心配するし、大切にするし、誇りにも思ってる。そして、子供は父親に影響を受けて行く。奇妙な設定だからこそ、そんな当たり前のことを表現した作品なのかもしれないと思った。
2013年8月24日
- 悪の教典 下 (文春文庫 き 35-2)
- 貴志祐介
- 文藝春秋 / 2012年8月3日発売
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湊かなえ『告白』を読んだ時に近い衝撃はある。下巻よりも上巻の方が今後の展開が予想できずにワクワク感を感じる。
2013年7月18日
- ロジカル・プレゼンテーション――自分の考えを効果的に伝える戦略コンサルタントの「提案の技術」
- 高田貴久
- 英治出版 / 2004年2月1日発売
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ロジカル・プレゼンテーションと謳っているが、論理的に物事を考えて、それをしっかりと相手に伝えることを趣旨とした書籍
論理的思考→仮説検証→会議設計力→資料作成力という流れ
幅広い読者を想定しており、実践的な話題も盛り込まれている点は読む価値あり
学生や新入社員であれば、
論理的思考・資料作成力は非常に為になるのではないだろうか。
2013年7月2日
- ビッグデータの正体 情報の産業革命が世界のすべてを変える
- ビクター・マイヤー=ショーンベルガー
- 講談社 / 2013年5月21日発売
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ビックデータのメリット・デメリット、過去・未来。良書はちゃんとどちらの立場にも立った上で議論が展開される。
N=全部の世界。曖昧でも多量なデータ。そして、因果関係から相関関係へ。
今後の社会を考察する上でも、まさに今読むべき本。
2013年7月1日
- 夜と霧 新版
- ヴィクトール・E・フランクル
- みすず書房 / 2002年11月6日発売
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ナチス関連に触れるのは、2年生の頃のゼミ以来かもしれない。
心理学から見た収容所での人間。
どのような状況下においても、尊厳は持ち、どのような状況下においても愛が全てに勝り、また、どんな状況下においても、人は自由でいられる。
言葉に落とし込むには、まだまだ読み込みが足りないけど、極限状態だからこそわかる人間の本質を垣間見ることができるのかもしれない。
2013年6月27日
- ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
- リンダ・グラットン
- プレジデント社 / 2012年7月28日発売
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2013年ビジネス大賞受賞作
2025年の世界はどうなっているのか…?今後の世界を変える5つの要因を取り上げ、それを元に様々な未来の可能性を示している。そして、それらの変化を踏まえた上で3つのシフトを提案している。
この著書の特質すべきは、明暗の未来についてしっかりと述べている点である。5つの要因は良くも悪くも相互作用しながら未来を形作る。これに対して、あくまで未来を作るのは自分たちであるというスタンスを貫いている点は個人的に非常に評価できる。
さらに個人的には第一と第二のシフトについては今からでも考えなければならない点でると感じたため、これから社会に出て行く前にしっかりと考えて行きたい。
2013年6月25日
- 不格好経営: チームDeNAの挑戦
- 南場智子
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 / 2013年6月1日発売
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DeNA創業者の南場さんの著書
ビジネス書や、自己啓発本の類ではなく、南場さん自身の企業から経営の体験を綴ったもの。
自分は、昨年のサマーインターンStuDIG2012に参加さてていただき、かなり大きな影響を受けた。そして、内部を少しなりとも垣間見れば、外からのイメージとは全く違う。世界が狭い自分にとってDeNAは本当に凄い企業だった。そんな企業がどのような経緯でどのような想いで形作られていたのかが綴られている。
マッキンゼー出身であり、ハーバードでMBAを取得している経歴は自分とは天と地ほどの差がある。そして、それは企業内にもしっかりと根付いており内部の社員さん達は今まで出逢ったどの社会人の方々よりも優秀であった。そんな人々が集まり切磋琢磨する企業は、数値から見ても目覚ましい成長を続けている。さらに言うならば、内部を少しだけ垣間見た感覚を合わせると、今後と物凄い勢いで成長を続けていくことは間違いないハズである。
そんなことを思いながら読んでみると、南場さんの視点から言わせれば、昨年の自分すら恥ずかしいと…自分にも言い聞かせなくてはならないと感じた。常に成長し続けて、昨年度の自分すら恥ずかしいと…
様々な経験、それを苦しく辛い経験を乗り越えた上にある企業であることを知り、本当に自分の甘さを実感する。今後、社会に出ればそれとなく働き、それとなく結果を残して行くんじゃないか…なんて考えていた自分が大バカ者である。死に物狂いで結果を追い求めた先に、自分の成長があり、やり甲斐や充実感がある。それも、インターンで教わったハズなのに、知らず知らずの内に忘れていた。
DeNAという企業には、就活においても本当に大きい影響を受けた。ここで働く社員の人たちにいつか追いつき、追い抜くことが自分の一つの目標である。しかし、当たり前だか、この本にも書かれている通り、死に物狂いで結果を追わなければ自己成長はない。自己成長は結果である。
南場さんですら、綺麗で模範回答のような経営をできたわけではなかった。自分はもっと死ぬ気で努力を続けていかないといけないと改めて再確認することができた。
2013年6月23日