明暗 (新潮文庫)

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本棚登録 : 1355
レビュー : 107
著者 :
しょすたこおびちさん 日本文学   読み終わった 

小林が津田に言う。"君は度胸が坐ってないよ。厭なものを何処までも避けたがって、好きなものを無闇に追懸けたがってるよ。なまじ自由が利くためさ。贅沢をいう余地があるからさ。僕のように窮地に落とされて、勝手にしやがれという気分になれないからさ"。気持ちを開放出来なければもはや不自由である。わざわざ温泉場まで追いかけていって、津田と清子はどうなっていくのだろう。だからと言って、他の作家が書いた続篇を読みたいとは思わないな。前後期三部作から自分で想像するのも一興。

レビュー投稿日
2013年10月16日
読了日
2013年10月16日
本棚登録日
2013年10月16日
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