受験勉強をしたことのある人なら多分誰でも知っている「ボスニアの首都サラエボでオーストリア皇太子がセルビア人に暗殺されたことで第一次大戦が勃発した」という有名な件からこの本は始まる。ユーゴスラヴィアという国が何故生まれたか、日本人からは想像外の過酷さ。トルコがキー。ロシア革命が人類史に残る輝かしい事業となるはずがレーニンの死と運命をともにし、イタリアではムッソリーニ率いるファシストが台頭していくとき、アメリカ、イギリス、フランスは何をしていたか。そしてアジアでは?ドイツのヒトラー前からもう世界は不穏だった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
世界史
- 感想投稿日 : 2013年10月15日
- 読了日 : 2013年10月3日
- 本棚登録日 : 2013年10月15日
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