Rain!

  • Clarion Books (2013年3月5日発売)
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5

絵本を読む理由は、まずはかわいいし、読んでてほっこりなれること。それから、すごくクリエイティブではっとする視点をくれるものが多いこと。

それから、案外子どもの英語のことばって、知らないことが多いこと。

マイケルと一緒にページをめくりながら、「これは何て意味?」って聞きながら目を通す。

なんだか、子どもになったみたい。

カナダで「移民」として生活をスタートさせてから、たびたび、いろんな意味で私はナイーブな子どもやなーと思う瞬間がある。システムだったり、ことばだったり、多くの人に当たり前のことが当たり前に分からない。

絵本は、なんかそれもまたいいなあと思わせてくれると言うか、
知らないこと、知っていくことが楽しく思えるというか。


癒しの空間。

この絵本は、かわいいだけじゃなく、ストーリーもとても良い。シンプルだけど、あたたかみがあって、日常の出会いや、街角の風景がいとおしく描かれている。

主人公はカエルの帽子を被った男の子。雨の日のふつうのお出かけ。

Splish, splash-
it's raining in the city.
One man complains: "Rain!"
One boy exclaims: "Rain!"
How can two people view the same day so differently?
And what happens when the two meet?
Grab your umbrella and find out!
本の裏表紙より

ちょうど外は雪だったので、余計に感情移入しながら一ページ一ページ、楽しんだ。
私は字があまり無くて、いっぱい絵があるものが好きだけど、これはパーフェクト。

ちなみに今回学んだ単語は、

Ribbit!

カエルの鳴き声。どう考えても、カエルはRibbitって鳴かない気がするんだけど、マイケルが声真似して言ってくれたら、聞こえない気もしない。

日本語ではゲロ、ゲロ?ケロ、ケロ?
英語ではリビ、リビ!

へんなの!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: picture book
感想投稿日 : 2014年4月16日
読了日 : 2017年4月24日
本棚登録日 : 2014年4月16日

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