
オブジェクト指向言語を年単位で実践してそれなりに分かってきたところで見えてくる新たな壁。それを乗り越えようと試行錯誤をしているときに読んだらいろいろ目から鱗。
著者が文化人類学とか知識工学とかが専門のようなので、そういった観点での本質的な議論が興味深い。デザインパターンのご先祖、ソフトウェアではなく建築の書物である Christopher Alexander の『時を超えた建設の道』http://booklog.jp/item/1/4306043061 まで遡ったり。
デザインパターンの肝は流動的要素のカプセル化。
型の隠蔽。共通性/可変性分析。オブジェクト生成・管理と使用の分離。
- レビュー投稿日
- 2012年5月27日
- 読了日
- 2012年5月27日
- 本棚登録日
- 2011年1月7日
『デザインパターンとともに学ぶオブジェクト指向のこころ (Software patterns series)』のレビューへのコメント
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