結婚 (講談社文庫 え 1-21)

著者 :
  • 講談社 (1981年3月1日発売)
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感想 : 14
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結婚について深く考えさせられます。
いろんな結婚のエピソードが書かれておりそれぞれが少しずつ関係していきます。
・表面的に幸せでも実は心がまったく通っていない夫婦夫と妻の両面からの記述)
・実直すぎるだんなに不満を抱く妻(確かに彼のいうことは合理的であるし、浮気をされるわけでもない)
・夫であるときから男にも度選りたくなる瞬間(オルゴールがきづかせる)(浮気は絶対に許せないと思っていたが状況によってはありえるかもしれない)
・妻が女に戻りたくなる瞬間(九官鳥の声が気づかせる)
・若いころは野心、夢、ロマンを持った人が素敵に見えるが、実際結婚するにあたっては安定した生活が必要

自分が結婚してからまた読みたい。
あるいは今母に読んでほしい。既婚者がどのような感想を持つのか気になる。

ほかにも短い小説が載っており「集団就職」は心が温まる。
人間素直に、真面目に、誠実に生きていれば幸せはやってくるものだ。
損得勘定で物事を考えてしまう自分が恥ずかしくなった。

戦争時代の描写が面白い。
遠藤周作は慶応大学卒。

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感想投稿日 : 2008年5月21日
本棚登録日 : 2008年5月21日

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