今の世の中、組織でも、個人でも
元気を出して、成果を上げていくのは
なかなか難しい環境ではないかと思います。
本日ご紹介する本は、
人が集まる集団において、
コーチングのスキルを活用し、
お互いに、活き活き元気に仕事をし、
なおかつ、成果をだしていく。
そして、組織全体を元気にするための
ヒントが書かれた1冊。
ポイントは
「思いの対話」
コミュニケーションの基本は
”共感”。
いかに、相手と同じ思いを共有できるかです。
そのためには、まず強く思うことが重要。
思ったことを他のメンバーと対話しあう。
そのことで共感が得られ、行動につながっていき、
行動が成果につながります。
「傍観者」
自分で勝手に設定した枠の中で
外を見ているだけになっていないでしょうか。
お互いがアイデアをフルに出し合って、
相手の領域にも積極的に踏み込んで、
一緒になって考えるという姿勢が重要です。
「自己分析」
①今の会社の問題は何か?
②何が原因か?
③自分には何が出来るのか?
③が大事です。
「自分で見つける」
ティーチングは教えることですが
コーチングは相手に答えを見つけさせることです。
自分で答えを見つけようとする人の集団でないと
変化を乗り切る試行錯誤のスピードは出ません。
何か問題があったとき、
答えを教えてもらおうとしていますか?
自分で見つけようとしていますか?
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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結果の全てを自分の責任として捉えられれば、現場の成長を促進させる。
大きな構想を描き、イノベーションを意識して、こぢんまりしない目標を創出していく心意気が大切
お互いがアイデアをフルに出し合って、相手の領域にも積極的に踏み込んで、一緒になって考える
自主的に考え行動する人材をつくるには、十分な情報を与えることが必要
思いは強く=徹底的にテーマについて考え抜いて、自分の思いを表現しましょう
どんどん自分の思いを発信し、1部署だけではできない問題を投げかけていけばいい
目標を何が何でも定量的に前もって約束するよりも、ビジョンや思いのレベルで約束することのほうが大切
自分で答えを見つけようとする人の集団でないと変化を乗り切る試行錯誤のスピードは出ない
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◆目次◆
第1章 誤ったコーチング
第2章 思いを対話するコーチング
第3章 コーチングの出発点は自己分析
第4章 コーチングで会議を活性化させる
第5章 コラボレーションをコーチングで実現する
第6章 コーチング文化を経営全体に根づかせる
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◆マインドマップ◆
http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/2c83b82d1eede4c3.png
- 感想投稿日 : 2012年11月26日
- 読了日 : 2012年11月26日
- 本棚登録日 : 2012年11月26日
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