踊る大捜査線に学ぶ組織論入門

  • かんき出版 (2005年9月1日発売)
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感想 : 36
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「踊る大走査線」と言えばフジテレビの刑事ドラマ。
映画化もされ、「交渉人真下正義」などのシリーズ作品も作られ、
長期に渡りヒットしました。

そして、警察組織を絡めたストーリとなっていて
組織のジレンマがテーマのひとつにもなっています。


本日ご紹介する本は、
「踊る大走査線」の名セリフから
組織の考え方を紹介した1冊。


ポイントは
「バランス」

「踊る大走査線」の一番の名セリフは
「事件は会議室で起きているんじゃない。現場で起きているんだ」

ピラミッド型組織において
正しい情報がない本部と
権限がない現場の葛藤を表しています。

どこまで正しく情報を上げられるか
どこまで権限を降ろせるかの
バランスが重要だと思いました。


「もう着いちゃいます」

本部の判断が決まらないうちに現場に到着してしまい
どうしていいかわからない様。

現代社会ではスピードそのものが価値を持ちます。

どこまで判断の正しさを求めるかと、
いかに素早く行動するかの
バランスが重要だと思いました。


「おれたちは逮捕するだけが仕事だ」

どのような仕事にもフォーカスすべき焦点があり、
カバーすべき範囲があります。

どこまで範囲外のことにも気を配れるか。
いかに余計なことに首をつっこまないかの
バランスが重要だと思いました。

ぜひ、読んでみてください。

◆本から得た気づき◆
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現場のわからない人がトップに立つと悲惨
ルールにあてはまらないものに対して、どんな即興を許すか
プロジェクトに多くの資源を投入されたら、人手不足の現場はたまったものではない 
集団は修正することなしにどこまでも暴走する可能性がある
使命は命令されて果たすものではない
人が悪いから失敗するのではなく、環境が人の失敗をまねく
提案が受け入れられるには、それに足る「信頼」の蓄積が必要である
この人についていきたいと自発的に思わせるような魅力がリーダーシップの本質
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◆目次◆
第1章 組織のダイナミズム
第2章 組織とミッション
第3章 組織のカタチ
第4章 組織とリーダーシップ
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読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自己啓発
感想投稿日 : 2018年1月12日
読了日 : 2018年1月12日
本棚登録日 : 2018年1月12日

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