京セラ、DDIの創業者、JALの再建など、経営者としては一流の
筆者の作品。
筆者の生き方を通じ、生きるために大切なことを説明した本です。
文体も非常に穏やかで、読みやすいです。
筆者の自伝的な話が多いのですが、
大切なのは一生懸命、全力で取り組むこと、
複雑なことはせず、誠実に対応していくことだと何度も言っています。
それで筆者はうまくいったということでした。
まあそれだけでなんでもできるわけではないと思いますが、
それを確実にするというのも難しいと思います。
本作品を読んでいると、
生きる上では一生懸命、誠実に仕事をしていきなさいということを
稲盛さんに言われているような感覚になりました。
60代で仏門に入ったというくだりもあるのですが、
それは計画していたことを実践しただけということで、
やはり経営者は人生設計が若いときから明確なんだなと思いました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本
- 感想投稿日 : 2015年7月31日
- 読了日 : 2015年7月24日
- 本棚登録日 : 2015年7月11日
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