ハードボイルドな本は数多く読んできたが、その中でも、次はどうなるのか楽しみで、時間を惜しんで読みたくなる、そんな本だった。
密漁を取り締まる船の元船長だった主人公だが、その船が軍事と絡んでいたり、秘められた殺人事件を契機に、主人公が奔走するワクワクするストーリ。主人公はどこか冷めており、そんな心情をうまく描いており、共感するところもあり、面白い。また、話の中で美しい妙齢の女性が2名出てくるが、その描写もとても良かった。
大沢在昌など、ハードボイルド好きは絶対満足できる名著だ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年10月26日
- 読了日 : 2019年7月6日
- 本棚登録日 : 2019年7月6日
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