巷に「論理的思考」と名がつく書籍は多いが、
多くの本の中から、「論理的思考ならこの一冊」と勧められている印象を受ける。
自分自身、はじめて読んだのは社会人1年目のとき。
所属する事業部の部長からの進められたのがきっかけ。
この本を一言であらわすならば、『教科書』です。
【目次】
第1章 思考編〈ゼロベース思考〉〈仮説思考〉
第2章 技術編〈MECE〉〈ロジックツリー〉
第3章 プロセス編〈ソリューション・システム〉
第4章 実践編〈ソリューションシステム〉活用の現場
この目次を見て、結構本を読んでいたり、
論理的思考等の知識がある方なら、
「あれ、基本的なことじゃない?」
と思われるかもしれない。
確かに基本的。
特殊な考え方の紹介ではなく、
論理的思考の王道的教科書。
あらゆる種類の本が出回っている今、
腰を落ち着かせて「基本中の基本」に立ち返ることができます。
ある程度、知っている人こそ。
どれだけ知識を入れても、
実践できなければただのゴミになってしまうんですから、
基本的なことを、忘れずに継続し、
基本に磨きをかけていきたいものですね。
ちなみに続編として、
『問題解決プロフェッショナル 分析力と構想力』というのもあります。
そのレビューはまたおいおい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
仕事術
- 感想投稿日 : 2010年7月6日
- 読了日 : 2010年7月6日
- 本棚登録日 : 2010年7月6日
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