難破後、4人の男が2対2に反目していく様子が生々しく描かれる。そしてまた奇縁を感じさせられる付録(後日談)も良い。
あとがきで作者は、本作を「若書き」であるとして、著述の拙さを恥じるている。「秀吉と利休」の、緊張と滋味が同居した文章はたしかにここには無いが、火花が散るような九州弁の記述は印象に残る。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本の短編・中編
- 感想投稿日 : 2014年2月1日
- 読了日 : 2014年2月1日
- 本棚登録日 : 2014年2月1日
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