★2.5。眼鏡の主従敬語攻が個人的にツボじゃないというのもあるかもしれませんが、最初から真意がわかりやすいだけに、ひたすら偽悪的に振る舞う攻と誤解する受とのすれ違いに盛り上がれませんでした。物語は攻の裏切り後から始まってる上、何かにつけ受が攻との19年間を強調する割に具体的な回想がほとんどないため、過去の二人との対比による切なさとか甘さ漂う思い出などの要素もなく。それまで攻へ反発していた受が媚薬盛られて淫乱誘い受になる豹変っぷりや恋愛感情の自覚も唐突で…。すれ違いより19年間の二人を見たかったなあ。
読書状況:読み終わった
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:藤森ちひろ
- 感想投稿日 : 2013年9月30日
- 読了日 : 2013年9月30日
- 本棚登録日 : 2013年9月30日
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