再読。
「家守綺譚」では植物中心だったが、今回は動物。
父を探す河童に宿屋を営むイワナ夫婦、どこかを目指す竜神…。犬のゴローを探す旅の中で出会う様々な人やモノ。
奇妙で異様なのに温かく優しい。綿貫も随分そうした世界に慣れてきたようだ。何しろ自分からイワナ夫婦が営む宿屋を目指すのだから。
高堂が少ししか出てこないのが残念。やはり高堂とゴローがいないと物足りない。
続きは出ないのだろうか。こうしたタイプの話は好き。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
文学
- 感想投稿日 : 2017年6月6日
- 読了日 : 2017年6月6日
- 本棚登録日 : 2017年6月3日
みんなの感想をみる