森林の崩壊: 国土をめぐる負の連鎖 (新潮新書 296)

著者 :
  • 新潮社 (2009年1月19日発売)
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日本林業を考える上で有益な一冊。

林業は他産業と違い、「再生可能」という点で特徴的だ。日本の林業政策は現場を無視し、むしろ補助金交付などで上級官庁が指導・管理しやすいような行政を展開している。結果として自発性を失わせ、林業は衰退の一途をたどっている。

やはり中央政府の権限・認可を地方政府へ転換していく必要がある。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 九州の活性化
感想投稿日 : 2014年2月23日
読了日 : 2014年2月23日
本棚登録日 : 2014年2月23日

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