読書状況 読み終わった [2020年10月17日]
カテゴリ 小説

特別養子縁組で子どもを授かった夫婦。
特別養子縁組で子どもを手放さざるをえなかった母親。
それぞれの人生が語られ、交わる。

ただ、母親の方が破滅の人生を辿る一方で最初の伏線が回収されていない気がするのでもやもやとのこった。

2020年10月3日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2020年10月3日]
カテゴリ 小説

辻村深月さんの作品はちょっと怖いエンディング(子ども達は夜と遊ぶみたいな)の印象があったので、正直真空くん編とか鞠香・妃美佳編とかどうなるかとはらはらしていたけど、いい感じでハッピーエンドになって終わって良かった。

鈴木編も正直ただのクズ男しか思えなかったけど、雰囲気的にはハッピーエンドで終わったので良かったのでは無いだろうか。

2020年9月26日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2020年9月26日]
カテゴリ 小説

おおざっぱにまとめると、母と子どもが各地にわたる逃避行の過程で成長していく過程を描いた作品。
事の発端は俳優の夫と同乗していた女優の交通事故。この女優が自殺したことで、母子は芸能事務所・マスコミからの逃避を余儀なくされる。

2019年11月24日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2019年11月24日]
カテゴリ 小説

家族のクローバーナイトとして、日々頑張る夫の裕と妻の志保。保活、お受験、ママ友、母親との関係。悩ましいことは多いし、やってられないほど理不尽な日本社会だけれども、それでも子どものため、パートナーのため頑張るのです。

2019年11月21日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2019年11月21日]
カテゴリ 小説

辻村深月さんの作品にしては、あっさりした作風。
基本的には東京會舘を舞台に、時代ごとにフォーカスした登場人物達による群像劇という感じ。

2019年11月5日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2019年11月5日]
カテゴリ 小説

後味の悪さと結末には驚かされた。
筆者の作品は、有能できれいな女性が主人公になることが多い。今回は、男との共依存におぼれていく蘭花とそれを支える友人の留利絵。

難しいのは人間の認知というのは常にすれ違う。
自分で思っている自分と、他人から見える自分。
自分では親友と思っていても、相手はそう思っていない。逆もしかりだし、親友は何を持って親友というか・・・

2019年9月22日

読書状況 読み終わった [2019年9月22日]
カテゴリ 小説

どの作品もそれぞれ微妙につながっている。
最後の世界で一番美しい宝石に出てくる主人公には共感できる。しばしば、青春=部活動、あるいは恋愛至上主義のリア充ライフばっかりだが、世間では揶揄されるような高校生活でも、当人にとっては輝かしい高校時代の一頁なんだと思う。勉強に一生懸命打ち込んだっていいし、本作みたいに映画作ったりしてもいいじゃないか。エールをもらえた作品。

2019年9月19日

読書状況 読み終わった [2019年9月19日]
カテゴリ 小説

個人的には米澤穂信さんの作品にびっくり。
オチが付いたのか・・・いや、山に意志があって阿蘇山が検事やったのにはびっくりしたけどさ。

湊かなえさんの作品はどうなることやらハラハラしたけど、結果的には救いのある作品でよかった。

2019年9月19日

実現可能性とかトリックとかこのあたりは正直甘いと思うし、やや無理筋感があると思う。
しかし、見事にミスリーディングされた。なるほど月子と孝子の関係とかね。まぁ、読者に挑戦を挑むミステリーじゃないからそこまでの厳密性は求められないのか。

ただ解説に違和感があるというか、いやいや殺人肯定していいのかとか、やはり山下教授と同じで浅葱を容認するわけにはいかんのだと思われる。

2019年6月25日

ネタバレ

辻村深月さんの作品はミステリーとしては?が着くけど伏線の張り方や読者を巧みにミスリーディングさせるのが本当にうまいと思う。

今回の作品は殺人ゲームを再開の条件とする藍・浅葱兄弟とそれを取り巻く友人の話。iとは誰か?浅葱の兄なのか??

2019年6月25日

ネタバレ

悪くない結末。ミステリーというよりは青春小説という感じ。確かに河野基が自殺するというのは考えにくく、おそらくあすなが自殺する予定だったのだろうとは思ったけれど、この伏線の張り方とか、結末への持って行き方は少し??がついた。

2019年6月8日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2019年6月8日]
カテゴリ 小説

タイムスリップした・・・?
女性からとにかくモテる依田いつかは、屋上で奇妙な既視感にとらわれた。確かな記憶「クラスメートが自殺した」という未来を変えるため、同じ中学出身の坂崎あすなと行動するようになる。

仲間は、彼の友人秀人とその恋人椿、二人の幼なじみ天木である。

そして、あすなと同じクラスメートである河野基がいじめにあっていることを知った5人は未来を変えるべく動き出した。


という一連の動きだけど、ミステリーと思われるので誰が自殺するのかというのが基本主題だと思われる。
上巻だけでは正直まだ分からない。

2019年6月8日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2019年6月8日]
カテゴリ 小説

チヨダ・コーキの偽物という一つのミステリーについては、登場人物が出てきた時点で予測できたので、面白みは無かった。むしろ、途中で読者をミスリードさせようとした話があったが、そこはよく出来た伏線だと思った。

ミステリーとしての出来はやや一つと思うけど、恋愛小説として読めば十分面白かった。

2019年5月28日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2019年5月28日]
カテゴリ 小説

最初にハケンアニメ!から入ったので、作者が作品づくりに青春を賭ける若者にフォーカスを当てたいという意欲を感じた。

本作では色々な伏線が張ってあり、チヨダ・コーキの偽物が誰かというのが一つの日常系ミステリーとして提示されている。

2019年5月28日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2019年5月28日]
カテゴリ 小説

アニメ制作を切り口に、アニメ制作の現場で奮闘する3人の女性…マネージャー、監督、作画担当を中心に物語が展開していく。

個人的には聖地巡礼を盛り上げようとする地方公務員に共感。

2019年4月26日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2019年4月26日]
カテゴリ 小説
ツイートする