ツナグ

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本棚登録 : 3445
レビュー : 648
著者 :
フーミンさん 辻村深月   読み終わった 

死んだ人間に一度だけ会える、死者と生者を繫ぐ使者(ツナグ)の話。連作短編になっています。

実際にはありえない設定なんだけど、それぞれにきちんと人間ドラマがあって、さすがだな〜と思わせてくれました。わたし、完全に辻村深月信者になってるかも…(笑)

死んだ人間に会いたい、会って聞きたい事が沢山ある。思い残すのは死んだ人間だけじゃない、残された人間の方がその呪縛に囚われてしまう。
特に自分に近い近親者ならなおさら、後悔や疑問を持たないなんて人はほぼいないでしょうから。

死者に会う事で前向きに気持ちを切り替えられる人もいれば、逆に重い十字架を背負ってしまう、
単なるファンタジーで終わらないところが良かったです。

なんと、『ツナグ2』が今連載中との事。楽しみですね。映画も観なければ!

レビュー投稿日
2014年9月7日
読了日
2014年9月7日
本棚登録日
2014年9月7日
3
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『ツナグ』のレビューへのコメント

mattun08さん (2014年9月12日)

「思い残すのは死んだ人間だけじゃない」本当にそうだと思う!辻村深月は、人間のマイナスの部分もちゃんと描いているからすごいと思う。

及川さん (2014年12月27日)

遅れてしまいましたが、こないだコメントを頂戴しました及川です。 文章が上手いと言われたのは初めてで、素直に嬉しかったです。お礼申し上げます。
『ツナグ』に限らないですが、辻村作品は少し特殊な設定がありますよね。それを上手に活かしているところ、そしてただの青春ミステリとしてだけでなく感動できるところがすごく好きです。『ツナグ2』も楽しみでなりません。

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