1921年生まれ。陸軍士官学校卒であり、戦後は、陸上自衛隊の陸将となった著者によるもの。

在ソウル大使館防衛駐在官や陸幕第二部長という情報分野の経験を振り返りつつ、国防と情報のあり方を語る。
文章は大変読みやすく引き込まれる。

書中、情報についての具体的な事例の二本柱は、「よど号ハイジャック事件」と「金大中拉致事件」である。

よど号が迎撃されることなく着陸できるまでに、どんなことがあったのか・・・。

金大中拉致事件の真相は、いまだ明らかになっていないが、KCIAと陸幕が関与しているとの説がある。
映画『KT』も、こうした説が映画化されたものであるが、映画を見てからこの本を読むのもよいかもしれない。

KCIAの日本でのカウンターパートは、警察庁であり、自衛隊の韓国側カウンターパートは国防部であるということから、このような説は成り立ち得ない。
というのが、著者の見解である。




2008年9月25日

09.09.13.読了

2009年8月15日

読書状況 読み終わった [2009年8月15日]
カテゴリ 伝統芸能

著者の工藤先生よりいただいたもの。


2008年10月9日

カテゴリ 教育・心理

98.8.16.

2008年10月9日

カテゴリ 食・酒

p.21

明治19年7月 地方官官制における警察の所管事項

1.諸営業、市場、会社、製造所、度量衡、教会、講社、説教、拝礼に関する事項
2.演芸、遊覧場、遊技場、有憩場、徽章、祭典、葬儀、賭博、富籤、その他風俗に関する事項
3.船舶、堤防、河岸地、道路、橋梁、渡船場、鉄道、電信、公園、車馬、諸建築、田野、漁猟、採藻に関する事項
4.人命痍傷、群衆喧騒、鉄砲、火薬、爆発物、発火物、刀剣、水災、火災、難破船、遺流失物、埋蔵物に関する事項
5.伝染病予防、消毒、検疫、種痘・・・

・・・(続く)

2009年4月22日

カテゴリ POLICE
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