ビジュアル年表 台湾統治五十年

  • 講談社 (2016年6月15日発売)
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感想 : 6

学校の日本史や世界史じゃ日本統治時代の台湾の歴史なんて勉強しない。近年の「台湾ブーム」では「台灣は親日国だ。なぜなら日本統治時代があったから」などという理由で語ろうとする人が一部いるが、統治に至るまでの歴史や、統治初期にどれほどの衝突があったかなどを考えたら、あまりにも浅く見える。
後藤新平や新渡戸稲造、霧社事件や嘉義農林の甲子園初出場など、今まで点として知っていた統治時代の事件を線として繋いでくれるのが、この年表。当時の写真や図画が多く掲載され、中立な視点で時代の概略も書かれているのもいい。そして引き揚げで終わらず、2・28事件や白色テロの時代までもフォローしているので、ここからどう現代につながるのかも、別の文献でも読んでいきたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 中華趣味の本
感想投稿日 : 2018年3月2日
読了日 : 2018年3月2日
本棚登録日 : 2018年2月19日

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