ありきたりの痛み (文春文庫 ひ 27-1)

  • 文藝春秋 (2019年3月8日発売)
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感想 : 2

台湾に生まれ、日台両地で育ち、福岡の大学で中国語を教え、日本語で創作する台湾人直木賞作家の横顔がよく(それでも一部?)わかるエッセイ集。ハードボイルドと音楽と酒を愛し、若い頃はバックパッカーだった彼の語り口はユーモラスにしてエモーショナル。特に台湾に関する思いを語る時には、後者が強めに働く感じ。この調子で今後もどんどんかましてほしい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 中華趣味の本
感想投稿日 : 2019年4月7日
読了日 : 2019年4月7日
本棚登録日 : 2019年3月14日

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