村長ありき―沢内村 深沢晟雄の生涯

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本棚登録 : 27
レビュー : 4
著者 :
bs_yasagureさん 仕事で読んだよ   読み終わった 

地方行政に関わったり、大学卒業後に地元企業に勤めたいという若者と最近よく話をしたので、彼らに紹介しようかと思って読んだ本。かつて「日本のチベット」と呼ばれた岩手県の中でも、無医村で乳児死亡率が全国最悪だった沢内村で村長になり、生命行政を掲げて5年間で乳児死亡率ゼロにした名村長の伝記。村人の命を優先にし、当時の行政や地域医療界に牙をむいた反骨精神に富んだ村長だが、沢内村から外に飛び出し、上海や台湾、満州で苦労した若い頃のくだりが一番興味深かった。村とはまた違う過酷な環境の中で、夢を持ちながらも挫かれ、それでも新たな夢に向かって突き進む村長の心持ちは、自分を含めた現代人にも欲しいところである。

レビュー投稿日
2013年12月6日
読了日
2013年12月6日
本棚登録日
2013年12月3日
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