最後の授業――心をみる人たちへ

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レビュー : 25
著者 :
futanさん  未設定  未設定

北山修が九州大学で2009年度の後半の半年間行った公開授業を中心に出版したもの。

大学時代に「ザ・フォーク・クルセダーズ」を結成し『帰ってきたヨッパライ』を270万枚売ったことは有名。

その後、大学に戻り、精神科医、九州大学教授となり20年後に退職。精神分析家である。

著書や講演では、治療に当たった臨床事例は一切紹介せずに、主に日本の昔話や神話を例に出して、「見るなの禁止」という不思議なキーワードを展開している。

精神分析入門では
「精神分析とは人間の心に『無意識』があることを認める学問であり精神療法です」
「心の動きを観察し、それを言葉で取り扱う」
「言葉にすることで、溜まっているものを外に出すことができる」=「カタルシス効果」=「浄化法」
「言葉によって意識化できる」
「言葉によって人生を物語にする」
「私たちは心の表と裏の葛藤を生きている」
「お笑いとは、裏をどさくさにまぎれて表出させるシステムを持っている」

この後、自分自身の精神分析を題材にしたり、フロイトのことを易しく解説したり・・・

ん〜ん、実に深いことを言っている。再読しましょう。

レビュー投稿日
2014年5月6日
本棚登録日
2014年5月6日
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