朝日新聞の論壇時評をまとめた本だったのね。
道理で読んだことのあるような気がしたわけだ(新聞紙面で一度は読んでいるはずなのに、店頭で気づかなかった自分が不甲斐ない。)
連載が始まったのは東日本大震災の直後。
あの頃の衝撃、危機感が既に自分の中で薄れてしまっていたことに気づかされた。
ISの後藤健司さんらの殺害、台湾のひまわり革命、特定秘密法案、シャルリーエブドへのテロ攻撃、日本で進む格差の再生産…。
こんなにたくさんのことがあって、呆然としてしまう。
自分にできることが全く思いつかず、ただただ情けなく思うばかりだった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年1月23日
- 読了日 : 2016年1月23日
- 本棚登録日 : 2016年1月23日
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