言語の脳科学: 脳はどのようにことばを生みだすか (中公新書 1647)

著者 :
  • 中央公論新社 (2002年7月1日発売)
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本棚登録 : 818
感想 : 50

一応読み終わったけれど・・・あまり理解できていない。
こんなに理解できなかった箇所が多い本は久しぶり。

著者はチョムスキーの普遍文法の理論を擁護する立場のようだ。そしてそれを近年技術的にも発達を遂げた脳科学の手法で解き明かそうとする試みについて、述べられていた。
分かっていないことはまだまだ多い、とのことだった。
特に、文法が脳のどの部分で、どのように処理されていくかについては、個人的にも興味が惹かれる。

この本が出たのが2002年。
それから十年経っている。
ということは、相当この分野の研究が進んだのではないかと思われるが・・・
現在はどんなところまでわかったのだろう。

さらに余計な一言。
私はこの本を最近古本屋で買ったのだが、配偶者は新刊の頃買って持っていた。
同じ本が家に二冊・・・。
本の内容とは全く関係のないことながら、そんなことが妙に悲しい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年5月10日
読了日 : 2014年5月10日
本棚登録日 : 2014年5月10日

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