水族館の通になる―年間3千万人を魅了する楽園の謎 (祥伝社新書)

3.59
  • (18)
  • (23)
  • (52)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 226
レビュー : 30
著者 :
gaacoさん  未設定  読み終わった 

先日、著者の中村さんがラジオに出演していた。
その放送を聞いて、本書を手にした。
水族館プロデューサーとのことで、技術畑の人かと思っていたのだが、アシカのトレーナーからキャリアを始めた人だそうだ。

水族館の世界も、ディープである。
展示する魚は、エサは、そして水はどこから調達するのか。
魚はどうやって運ぶか。
食べ残しや排泄物はどう処理しているか。
死んでしまった魚はどうしているのか。
ピラニアや電気ウナギの水槽はどうやって掃除するのか。
そして、人込みを避けて水族館を楽しむには、いつ行くのがいいか。
まったく考えもしなかった「謎」と、その答えが次々と明かされる。
水族館は割と大らかな文化を持っていて、あるところで成功した飼育方法や展示方法をシェアするのが普通だというのも面白かった。

魚好きだからか、日本は世界有数の水族館大国なんだそうだ。
その陰には濾過技術や、水槽を作る素材の開発など、多くの技術が関わっている。
現在、水槽はアクリルパネル製。
四国の日プラという会社が、何と世界でも70%のシェアを占めるらしい。
技術や施設は日進月歩。
もう十年以上前の本だから、きっと今はまた少し書き換わる内容も出てきているのだろう。
最近の話も読みたいな、と思う。

レビュー投稿日
2017年10月28日
読了日
2017年10月28日
本棚登録日
2017年10月28日
0
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『水族館の通になる―年間3千万人を魅了する...』のレビューをもっとみる

『水族館の通になる―年間3千万人を魅了する楽園の謎 (祥伝社新書)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。
ツイートする