たまに欲しくなるスポーツ小説。
真っ赤な表紙も◎
西荻早苗の勝負に対する考え方に共感。自分も投手として打者を抑えることより、自分の理想の球が投げられたり投手としての成長を感じられる瞬間に楽しみを見出していた。
もう1人の主役磯山香織は、なりふり構わず時には怪我をさせてまで勝利にこだわる。このような姿勢は、普通では思い付かないような戦略を編み出したり、独自の技術を習得したりすることに繋がる。自分は基本からあまり派生させる力がないので、見習いたいなと思う。
剣道では、相手の出方を読むことが多くなる。攻防がシンプルで洗練されているからこその心理戦なのかなと思う。野球や体育でやってきた他のスポーツとはまた一味違う面白さがありそう。投手の時、打者が自分のことをどういう投手と見ているかとか考えたことなかったのでそういうのも考えていたらもっとピッチングも面白かったのかな
試合の描写を読むとやはりスポーツ観戦がしたくなる。スポーツの生み出す一体感というのは何にも変え難い。
あと、剣道の先鋒次鋒…っていうのもかっこいいな笑
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
スポーツ小説
- 感想投稿日 : 2020年11月4日
- 読了日 : 2020年11月4日
- 本棚登録日 : 2020年11月4日
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