過剰なポリコレ、行きすぎた言葉狩りに辟易している時に見つけた本書。しかし、期待したほどじゃなかった。
一部同意する部分もあるが、女性差別と性差に関する章については頭の硬い年寄りの繰言のようで読んでいて不快になった。
ただ、差別という言葉で全ての言動を監視し、少しでも気に入らないと挙げつらって集中砲火を浴びせる今の世の中は異常としか言いようがない。
それが本当に差別なのかという検証を経ることなく思考停止し、ヒステリー状態での差別撲滅キャンペーンが今を生きる全ての人の首を絞め、生きにくくしていることにみんな早く気づくといいのに。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2022年1月22日
- 読了日 : 2022年1月22日
- 本棚登録日 : 2022年1月22日
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