余計なものをそぎ落とし、洗練しまくった末に完成されたって感じの短編集。それでいてハードボイルドのテイストは少しも霞まない。面白い。外国文学は苦手だが興味がある人は、この作品から読み出すと入り込める気がする。案の定、読了後久しぶりにヘミングウェイが読みたくなった。何より嬉しいのは読者が創造する余地を十二分に残し、読了後その時間を楽しませてくれる。この短編集ホント面白い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文芸
- 感想投稿日 : 2018年2月14日
- 読了日 : 2014年11月14日
- 本棚登録日 : 2018年2月14日
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