企業小説として、面白かったです。
今回の話は、よくスーパーで売っているチルドの3食入り焼きそばを、舞台にしています。
他社の商品をつぶすためだけの、猿まね商品の開発。
開発者としては、非常に屈辱的な話ですよね。
個人的には納得できなくても、会社の命令とあればやらざるをえない。
以前、自分がサラリーマンとして働いていた会社でも、似たようなことがありました。
その時は、結局うまくいかなかったし、社員の士気やモラルを下げただけだったような気がします。
じゃあ、経営者が悪いのかというと、経営者には経営者の苦労があるでしょうしね。
会社というところには、社長も含めて、様々な従業員のドラマが集まっている場所というのをこの本を読んで感じました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
企業小説
- 感想投稿日 : 2012年11月19日
- 読了日 : 2012年11月19日
- 本棚登録日 : 2012年11月19日
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