「天皇」の原理

  • 文藝春秋 (1993年1月1日発売)
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承久の乱の敗北により天皇(上皇)が神性を失ってから、江戸の終りに、再び神格化されるとともに、明治維新の断行を可能ならしめたのは何故かを、キリスト教、ユダヤ教の教義を補助線として、説明してみせた怪書。歴史に疎い私にその適否は直ちに判断できないが、面白い視座であることは間違いない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2012年1月17日
読了日 : 2012年1月16日
本棚登録日 : 2012年1月17日

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