"勝ち気で、行動派で、瑞々しい美貌のお嬢様、ジュール。
金髪で、黒目がちで、クラシックなメイド服姿のルーシー。
二人の冒険の目的は、ルーシーがジュールを殺したとされる事件の、真相を探ること。"
誕生日パーティで、ジュールが両親に見せられた映像は彼女が男に首を絞めて殺された時の映像だった。
両親は言う。ジュールを殺したのはそこに居るメイドロボットのルーシーだと。
カバーイラストを見ているとライトノベルかと思っていたのですが、読んでみると思った以上にガッチリとしたSFでした。
殺害された高梨ジュールのクローン体と、そのジュールを殺したとされる殺害犯の脳を埋め込まれたメイドロボット(ただし本人は殺害を否定)が、事件の謎を追う物語。
身体欠損やレズ、スカトロといったちょっと眉をひそめるような設定もあるので、人を選ぶ小説だと思います。
面白い! と断言できないのですが、いつの間にか読み進めているという感じでした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2013年12月1日
- 読了日 : 2013年11月30日
- 本棚登録日 : 2013年12月1日
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